ヨーロッパ旅行№4 ドイツ フランス スイス イタリア

イタリア

ヴァチカン市国。

バチカン市国とは、イタリア・ローマ市にあるローマ教皇が統治してる。東京ディズニーランドよりも小さい世界一小さな国として有名です。

私がローマに行く一か月前頃にローマ法王が亡くなったのを記憶してます。サン・ピエトロ広場から多くの信者が集まり今か今かと待っている姿がテレビに映ってました。それを見てた記憶があります。そして煙突から白い煙があがり、人々は歓喜を声を上げている信者や泣いてる人たちもいましたね。そんなヴァチカン市国に来ました。画像は、世界中に約10億人の信者を抱えるキリスト教、カトリックの総本山サン・ピエトロ大聖堂です。正面に広がるサン・ピエトロ広場で、広場のある地点に立つと柱が重なって見えるという細工が施されています。

世界で一番大きい国のロシアは、バチカン市国の約3,881万倍の広さに。

天井には「アダムの創造」「ノアの洪水」などが、壁亜には「最後の審判」が描かれています。
天井には「アダムの創造」「ノアの洪水」などが、壁亜には「最後の審判」が描かれています。

大聖堂の内部は芸術作品の宝庫でした。
大聖堂の内部は芸術作品の宝庫でした。

小さい国ランキング(面積)                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                     

順位 国名 面積
1. バチカン市国 0.44平方km
2. モナコ公国 2平方km
3. ナウル共和国 20平方km
4. ツバル 30平方km
5. サンマリノ共和国 60平方km

大きい国ランキング(面積)

順位 国名 面積 参考
1. ロシア 1,707.0万平方km 日本の約45倍
2. カナダ 998.5万平方km 日本の約27倍
3. アメリカ 962.8万平方km 日本の約25倍
4. 中国 960.0万平方km 日本の約25倍
5. ブラジル 851.2万平方km 日本の約22.5倍

2011年6月現在の外務省の各国基礎データ」より

大聖堂の中。ラテン十字の形をした大聖堂は南北約150メートル、東西約210メートル、床面積は2万3000平方メートルです

ベルニーニが作った「ブロンズの天蓋」
ベルニーニが作った「ブロンズの天蓋」

16世紀初頭から120年かけてラファエロ、ミケランジェロなどが設計したものです。規模・装飾とも壮大で華麗なカトリック教の大聖堂で、バロック建築の幕開けになったといわれています。

『サン・ピエトロのピエタ』はミケランジェロの数ある彫刻の中でもダビデ像と並ぶ最高傑作。ミケランジェロはその後もいくつかの「ピエタ像」を残しているんだけど、四大ピエタと呼ばれるものがイタリアの各地に残されている


400人近い人物が描かれたこの「最後の審判」は、中央に描かれたキリストと聖母マリアを中心に渦を作っている。左側には天上界に向かって上昇する人々、右側には地獄に向かって落ちていく人々。右側最下部に描かれているのは「カロンの舟」。この舟に乗せられた人々は、地獄の審判者ミノスのもとへと連れて行かれるらしい。ミケランジェロは、この「最後の審判」の為に5年の歳月を費やし、完成したのは西暦1541年のことだったとか。このシスティーナ礼拝堂では、カメラの使用は全く許されていないため。この「最後の審判」の画像は絵葉書から取り込んだものです。御了承ください。

聖ペテロ像
聖ペテロ像

大理石の椅子にに座った聖ペテロは、胸の近くに左手でキーをもち右手は祝福のために上げられています。ローマに到達した中世の巡礼者は、巡礼の間に死んだ場合にはペテロに天国の門を開いてくれるよう祈りながら像の足に触れキスしたそうです。今も祈ったり、像の足に口づけをしたりしている人が絶えません。そのため右足はすっかりすりへってしまったそうです。


629日の聖ペテロの祭日には、像に祭服が着せられ、立派な王冠をつけるため実際に生き返るように見えるとの事です。

ヴァティカンの衛兵
ヴァティカンの衛兵

バチカンの衛兵さんはスイス人だそうです。そしてこの素敵な制服は「ミケランジェロ」のデザインってホント?


オベリスク(記念碑)
オベリスク(記念碑)
ダビデ像 David di Michelangelo
ダビデ像 David di Michelangelo

なんだか海外の有名な美術館に行くと、み~んな本物に見えてしまいます。

これがローマの休日で有名になったスペイン階段です。
これがローマの休日で有名になったスペイン階段です。
スペイン広場の中央、スペイン階段の下にある舟の噴水
スペイン広場の中央、スペイン階段の下にある舟の噴水

トレビの泉から歩いてすぐの所にスペイン広場はありました。

狭い路地を通っていくと急に現れる「トレヴィの泉」
狭い路地を通っていくと急に現れる「トレヴィの泉」

ミケランジェロが二十六歳のときに、巨大な大理石の塊から約三年かけて彫り出したという。

石膏像(ルーブル美術館で飾られているもの、ダビデ像など)は全てレプリカと、聞きました。確かに原型は大理石の彫刻(全身像あるいは建築の装飾彫刻・遺跡から出土した部分など)から部分を型取りしたものか、始めから胸像として作られたブロンズ像のはずだよね。


後ろ向きでコインを投げるともう一度ローマへ戻れるという言い伝えは有名す。
これは、戦争で戦地へおもむく人が無事に帰ってこれるようにという願いを込めたのが始まりだとか。


真実の口(Bocca della Verita)
真実の口(Bocca della Verita)

サンタマリアコスメディン教会の入り口にある真実の口には、嘘をつくと手が抜けなくなるとの言い伝えがあります。

フラウィウス朝の円形闘技場
フラウィウス朝の円形闘技場

ローマの名所、世界遺産。雄大にそびえたつコロッセオです。これを目にすると、お~これぞローマだと実感しちゃいますね。そしてここが、かつて多くの剣闘士たちが命を落とし、公開処刑も行われていた血なまぐさい場所であるとはにわかに信じがたいですね。